トランプ大統領、米国株を揺るがす二大サプライズ!インドネシア貿易協定&仮想通貨規制が暗号資産市場を直撃

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2025年7月中旬、米国株市場と暗号資産市場が再び大きく揺れました。その主役はもちろん――
ドナルド・トランプ大統領です。

今回は「米国×インドネシア貿易協定」と「仮想通貨規制法案」を軸に、米国株投資家が押さえるべき最新トピックをまとめました。

トランプ大統領、インドネシアとの新貿易協定を電撃発表

7月15日、トランプ大統領は突如、インドネシアとの新しい貿易協定を発表しました。
その内容は、驚くほどアメリカ有利な条件です。

  • インドネシアから米国への輸入品:関税19%
  • 米国からインドネシアへの輸出品:無関税

この発表により、もともと8月1日に発効予定だったインドネシア製品への32%関税が撤回されることになりました。これによりインドネシア経済はポジティブに反応。

発表直後、インドネシア・ルピアは対ドルで0.2%上昇、インドネシア主要株価指数も一時1.1%上昇する場面がありました。

さらにインドネシア銀行(中央銀行)は、緩和サイクル4回目となる利下げを実施。この政策連携によりアジア市場全体にも安心感が広がっています。

仮想通貨規制でもトランプ大統領が主導権

トランプ政権の注目は貿易だけではありません。
米下院では現在、仮想通貨規制法案が大きな焦点となっています。

その中心となっているのが「ステーブルコイン規制法案」をはじめとした3本の規制法案です。
一時は保守派議員の反対により、採決が否決される場面もありましたが――

その夜、トランプ大統領が動きました。
自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」でこう投稿したのです:

「ホワイトハウスで保守派議員12人のうち11人と協議し、全員が明朝のルール採決で賛成票を投じることに同意した」

ジョンソン下院議長もその場で電話参加し、下院共和党指導部も全面的に支持。
その結果、法案の再可決に向けて動き出しました。

仮想通貨市場の即時反応:ビットコイン急騰

トランプ大統領のSNS投稿後、ビットコイン価格は急反発。
一時1.5%上昇し、11万8214ドルまで上昇しました。

それまでは下院の否決報道を受けて、

  • ロビンフッド・マーケッツ
  • コインベース・グローバル

といった暗号資産関連株が軒並み下落していたため、短期トレーダーの間でも大きな注目を集めました。

今後の注目スケジュール

  • 7月16日:下院ルール採決(ステーブルコイン法案)
  • 8月1日:インドネシア貿易協定正式発効日
  • 8月21日~23日:ジャクソンホール会議
  • 9月:米国8月CPI発表、FRB政策決定会合

まとめ

今回のニュースは、単なる経済指標や企業業績発表以上に、政治リスクとマーケットを結びつける重要なトピックですね。
特に米国株や仮想通貨投資をしている方は、「トランプ大統領の動向=市場の方向性」としてしばらく注意を払うべき局面かも。

しかし話題性の尽きない大統領ですね。