【米国株とiPhone17】アップル新製品発表で株価下落、投資家は「ニュースを売る」展開に

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アップルがiPhone17シリーズを発表、株価は1.5%下落

アップル 日足

アップル(AAPL)は9月の恒例イベントで最新スマートフォン「iPhone17」シリーズをはじめ、Apple WatchやAirPodsの新モデルを発表しました。しかし、投資家の反応は冷ややかで、発表直後の株価は1.5%下落し、234.35ドルで取引を終了。米国株市場においても「ニュースを売る」動きが鮮明となりました。
背景には、イベント前に主要情報がほぼ出回っていたこと、さらに人工知能(AI)分野での取り組みがライバルに比べ出遅れているとの懸念が影響したようです。

9月頭の窓埋めに来てますかね・・。記憶だと毎回、新モデル発表後は株価下落しているような気がしますが。

iPhone17のラインナップと特徴

出典:アップル公式

今回の発表で注目されたのは、従来モデルを刷新した「iPhone17」シリーズと、厚さ5.6ミリの超薄型「iPhone Air」です。

  • iPhone17:ベースモデルは799ドルから。新型A19チップを搭載し、デバイス内AIアプリケーション(ライブ翻訳やビジュアルインテリジェンス)が利用可能。
  • iPhone Air:999ドルから。チタンフレームを採用した超薄型モデルで、4色展開。新しいアクセサリ群も同時に発表。
  • iPhone17 Pro/Pro Max:1,099ドル、1,199ドルから。ベイパーチャンバーによる熱管理機能を備え、48メガピクセルのフュージョンカメラ3台を搭載。望遠性能が大幅に強化されました。

CEOティム・クック氏は、「iPhone Airの登場でProモデルとの差別化が一層進む」と強調。予約受付は今週金曜21:00から、店頭販売は9月19日から始まります。

なお現在の情報からはeSIMのみ対応となるようですね。

Apple WatchとAirPodsの新展開

出典:アップル公式

スマートフォンに加え、Apple WatchとAirPodsの新モデルも披露されました。

  • Apple Watch SE3:249ドルから。低価格帯を強化。
  • Apple Watch Series11:399ドルから。高血圧検知機能を搭載し、初年度で100万人以上に通知可能と見込まれています。
  • Apple Watch Ultra3:799ドルから。明るいディスプレイ、衛星通信機能、長時間バッテリーを備えたハイエンドモデル。

また、AirPods Pro3はノイズキャンセリングや空間オーディオが進化し、さらに「Apple Intelligence」を活用したリアルタイム翻訳機能を搭載。iPhoneとの連携で即時翻訳が可能となりました。

米国株市場への影響と投資家の視点

アップルの発表は世界中で注目を集める一大イベントですが、株式市場では「期待先行・事実売り」という展開が繰り返されています。特に今回はAI分野での進展が限定的であったため、投資家は半導体やクラウド関連株と比較して慎重な姿勢を崩していません。

一方で、iPhone17シリーズの予約動向や実売データ次第では、第4四半期以降の業績にプラスの影響を与える可能性があります。S&P500構成銘柄としてのアップルは、米国株全体に与えるインパクトも大きく、今後の株価推移はハイテクセクター全般の投資判断にも影響しそうです。

まとめ

iPhone17の発表は製品面では革新を続けていますが、市場ではAI分野の遅れが依然として懸念材料となっています。米国株市場においてアップル株は「牽引役」であるだけに、iPhone17の販売実績と株価の動きは今後も投資家の最大の関心事となるでしょう。

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