
【米国株最新動向】トランプ大統領、FRB理事解任表明で市場に動揺 中央銀行の独立性は揺らぐのか?
2025年8月25日、米国株市場に大きな衝撃が走りました。ドナルド・トランプ大統領が、連邦準備制度理事会(FRB)のリサ・クック理事を解任すると発表したのです。トランプ大統領は声明で「住宅ローン契約における虚偽の陳述の疑いがある」とし、クック氏を解任する「十分な理由」があると主張しました。ドル安・円高の進行は、日本株市場に直撃しました。特にトヨタやソニーといった輸出関連株に売りが集中し、東京株式市場は反落。加えて、トランプ大統領が医薬品への関税を迅速に進めると発言したことも、製薬株の下落要因となりました。