子供に怒鳴って自己嫌悪してませんか?怒鳴る回数を減らす練習ってご存じですか?

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パパ
パパ

娘ちゃん!学校の時間だからお着換えしようね

むすめ
むすめ

はーい

パパ
パパ

娘ちゃん!ちょっとお絵かきは帰ってきてからやろうね!お友達も待ってるからさ

むすめ
むすめ

はーい

パパ
パパ

・・・お着換え・・・

むすめ
むすめ

はーい

パパ
パパ

(;゚Д゚)!!!

と、一日に何度も怒鳴ってませんか?

これってめちゃめちゃ体力使うんですよね。

そして子供を怒鳴ったことに対して自己嫌悪・・・このループです。

罪悪感もあるし怒鳴らないようにできないかなぁ・・・と思っていたところ

怒鳴らない”練習”をしましょうよって本に出合いました。

えっ?練習?

練習ってなに?ということで、大人も子供も子育ての練習をしてみるとお互い楽になりますよってことらしいです。

全部網羅するとものすごいボリュームなので、いいなと思ったところを共有です。

もしかしたら怒鳴る回数を減らせるかもしれませんよ。

参考にした本はこちら。

著者:伊藤徳馬さん

タイトル:子どもも自分もラクになる どならない練習


子供に怒鳴って自己嫌悪してませんか?怒鳴る回数を減らす練習ってご存じですか?

いったいどういった練習をするのかというと、

怒鳴る前に使いたい青カード(基本8形態)の対応方法を子供と練習しましょうよ!という内容。

この青カードを使って主に次の練習をこなしていきます。

・代わりの行動を教える(~してね)

・一緒にやってみる

・気持ちに理解を示す(~だよね、わかるよ~)

・環境をつくる

・褒める

・待つ

・落ち着く

・聞く 考えさせる

※下3つは応用とのことで本書では詳しく記載されていません。

ちょっと寄り道しますが、この筆者は普段は市役所で働いていて、ちはっさくという子育て練習講座を開催しているそうです。

青カードを使った練習から、ちょっと楽な子育てを目指したいということです。

なぜ練習なのか?

スポーツや音楽では練習するのに、子育てに練習がないというところに着目し、子育てだって練習したら最初は上手くいかなくても必ず上達するから練習しましょうよ!とのこと。

私の場合は怒鳴る練習というか実践を積みすぎて、逆にこちらはすでに玄人かもしれませんね(;^ω^)

何歳くらいの子供に効果があるのか

だいだい3歳以上を対象としており、4歳から小学校低学年くらいが練習、実践、効果の実感という流れを理解できるかもしれないとのこと。

2歳くらいだとコミュニケーションが取れないかもしれないのでこれくらいを推奨しています。

2~3歳だとイヤイヤ期の絶頂という可能性もありますね・・。

青カードと赤カード

青カードとは子供に対する基本的な対応方法で汎用性が高いものを選んでおり、子育ての効率を少し上げてくれる前向きなカードであると捉えてください。

一方、赤カードとは私も得意分野のどちらかというとネガティブな内容を含んだカードとなります。

本書では赤カードを使うのはダメとは考えていないそうです。

使い道かな?

赤カードは次の通り

・あいまい(いい子にしてて~)

・否定形(だめ!)

・脅す(おもちゃ・・捨てるよ?)

・質問風の攻撃(なんで着替えないの?)

・長い説明(理解不能)

・いやみ(おもちゃを出しっぱなしでいいと思ってるの?よくまぁ・・・)

・罰(おやつは無しです!)

・怒鳴る((;゚Д゚)ごる;あ;あああ)

赤カードは親が頑張って使ってみても、実際子供には良く伝わっていないケースが多いので、できるなら回避したいカードということです。

要は赤カードを使うくらいなら、青カードを使った方が後々の子供の成長や子育ての効率に繋がりやすいイメージです。

子供に代わりの行動を教える

青カードの1枚である代わりの行動を教えるについて、子供はどうやら”~しないでね”というより”~してね”と肯定的な表現の方が伝わるようです。

つまり赤カードの否定形で伝えずに青カードの代わりの行動になるものに言葉を変えて教えるということです。

例えば、ショッピングカートの上に立ち上がった時は・・・”立たないでね”ではなく”座っててね”と伝えた方が子供としては理解しやすいのです。

【ポイント】

否定形を肯定形に変えて行動を教える練習をする

子供と一緒にやってみる

さて代わりの行動を教えた後は、一緒にやってみるを付け足してみましょう。

例えば、”ごめんなさい”と言うのが苦手な子供には、まずこういったケースではごめんなさいって謝ろうね

一回ママ(パパ)に言ってみて?練習しようか。

みたいな感じで代わりの行動を教えてみます。

その後、本番に進むのですが、”じゃあ一緒に謝ろうか!”という流れに持っていきます。

【ポイント】

一緒に練習 → 一緒に本番

環境をつくる

これが一番私の中では”なるほど”って思ったカードです。

環境をつくる!

話す内容もそうですが、話を伝える環境も大事です。

こんな環境をつくると理想形です

・なるべく子供と近くで

・目線は子供と同じ高さで

・テレビや雑音など刺激の少ない場所で

キャッキャしている子供に真っ向勝負を挑むのは負け戦。

であるならば、こちらも戦略を練るべし。すなわち環境をつくるのです!!

って感じですね。

成功率を上げてくれる

環境をつくることで青カードの成功率が少しだけ上がります。

環境をつくるときにテレビがついてるかもしれないです。

あるいはゲームをしているかもしれない。

そこはもう、

穏やかに

ゆったりと

しれーっと

スイッチ(電源)を切ることが最初のステップですね。

実行例として

例えば、

ママは台所でごはんを作っているところ。

子供にごはんを食べさせるため、おもちゃを片付けてもらいたいのです。

いつもなら、子供の背中に向かって”ごはんできたよ!はい!おもちゃはおわりです!!”

という流れ。

さて、この負け戦から少しでも勝ちにいこうとするとこうなります。

子供の近くまで行きます。

テレビなど刺激になるものがあれば、そっと、しれーっと消します。

しゃがんで子供と同じ目線で、おちついた声で、

”ごはんできたよ。おもちゃを片付けようね”と伝えてみます。

実は私もこれ、よくやるんですが・・・

子供が興奮気味の時は、

だまって、少し待って、手を取ってから伝える

すると我が家では効果大であることを確認しています。

電車の中でごねた場合

環境が悪いともうどうにもならないです。

特に公共の場、電車の中で始まったとき・・。

本書では青カードは効かないでしょうと、なので最低限の子供に注意と周りの迷惑にならないよう制止しながらその場しのぎをしましょう。

あきらめる勇気が大切です

こんなときは後で落ち着いたところであらためて青カードで子供に教えるという選択肢を持つと良いそうです。

【ポイント】

環境をつくる練習

子供をほめる

本書では子供をほめることに対して、

行動へのフィードバックを考えましょう

としています。

これはこちらの記事を参考にしてみて欲しいのですが、プロセス褒めが効果的です。

子供の気持ちに理解をしめす(傾聴)

子供の気持ちに理解をしめすこと・・

~だよね、わかるよ!~なんだね

といった内容ですが、いわゆる傾聴が大切です。

傾聴の大切さは別の記事でもまとめており、内容としては同じですのでこちらを参考にしてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

私の中ではこの環境をつくる練習にはとても共感しました。

スポーツも音楽も子供を怒鳴らないことにも練習が必要なんですね。

少しでも何かの参考になれば幸いです。

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