休みたいのになぜか休めないブラック企業の体験談

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会社を休んだことありますか?

体調が悪い・・。

ちょっと仕事行けそうにないな。

そりゃ人間ですもん。

体調不良もそうですし、会社に行きたくない日だってありますよね。

でもね、ブラック企業に対してはそれ言い訳ですから。通じませんよ?

っていう、なぜか休めない不思議なブラック企業で働いた話。

なぜか休めないブラック企業の体験談

なぜか休めないブラック企業のご紹介。

この会社はこんな感じ↓

・〇〇有限会社
・土木作業
・日曜日休みのみ(労働契約交わしてないので不明)
・日給8,000円 ※残業代は発生しない
・雇用形態不明(労働契約交わしていない)
・在籍約半年
・年齢層は私(当時成人前後)と若いお兄さんの3名、入れ替わりのおっちゃんたち複数名

こちらの会社には知人の紹介を経て勤務することとなります。

当初の話では1つの現場が終わるまで(約1週間)手伝って欲しいとのことでしたが、なんか気付いたら半年の期間限定に延長

作業内容は建物の基礎関連で、会社所在地は自宅から10分前後の場所、そして作業現場は会社から約2時間かけてたどり着く場所でした。

1日のスケジュールは朝の5時に会社集合、会社の車で2時間かけて7時ちょと過ぎに現場へ到着。作業開始し夕方17時ごろ終了。帰りは渋滞に必ずと言っていいくらいハマるので約3時間かかって20時前後に会社へ到着。これを週6日サイクルで繰り返す。 という流れでした。

これで日給8,000円です。

お金の話にちょっと触れますが5:00〜20:00(15時間)で8千円です。業務としての移動を考えると時給計算533円・・・一旦これは置いておきましょう。

さて、現場作業ですが5〜6人のチームで作業しています。私は手伝いということだったんですが、生コンクリートいわゆる生コンの扱い〜コテなどを使い広げて平にしていく作業などみっちり教え込まれました。

これはこれで良い経験なのですが、ニートというイージーモードからこのハードモード作業に切り替わったことで1ヶ月くらいすると疲労から体調不良が発生しました。

疲れで体調が悪くなったことから社長に”体調が悪いので明日休ませてもらっても良いですか?”と伝えたところまさかのNOが返ってきました。

返し方としては朝起きてそれでも調子が悪かったら電話してこい!とのことだったので、確かにその通りか・・・と思いながら、帰宅し体調を整えるため、すぐに寝ます。

翌朝起きても体調不良が治らないので電話し休みたい旨伝えたところ、ギリギリの人数で仕事してんだから休めるわけねーだろ!!とのこと。

仕方ないと思って出勤しましたが、明らかに体がだるくボーッとしながらも当日は乗りきりました。しかしやはりこれはアカンと思い、翌日のみを申請をしましたが、拒否されます。

ちょっと若かったこともあり私もむっとして、朝そのまま寝てやろうと思い、寝坊を装って早朝会社に電話をしませんでした。無断欠勤というやつにチャレンジしました。

すると、5時過ぎに鬼電話がかかってきて、具合悪そうに電話にでると自宅の前に迎えにきているではありませんか。

これは逃げれん・・・と思いお迎えの車に乗り込みそのまま作業現場へ・・・・

居留守をつかったらよかったのかもしれませんが、実家暮らしでしたので家族には迷惑かけれませんでした。

車にゆられていると”なんで休めないんだろう・・・”と頭の中をぐるぐるまわっています。

ちょっとすると同期の若いお兄さんの自宅前に私たちが乗った車が止まります。

10分くらいしても出てきません。

え?と思って窓の外を眺めていたら社長が若いお兄さんを連れてきます。

あ・・・同じ手口だwww(きっと同じこと考えてたんですね)

結局日曜日以外休むことができませんでした。この状況で半年ほど休めず頑張ったのは言うまでもありません。

ブラック企業チェックポイント
・精神的に休めない
・休もうとするならば家まで迎えに来る
・休暇申請は認められない

まとめ

人間、休むことって大事だと思います。

でも休もうとするならば迎えに来て連れて行かれるという。

斬新なパターンです。

これやられると精神的にも「あ、これは休めない」と思ってしまいますね。

多分というか言うまでもなくこんな環境はブラック企業だと思います。

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