【ブラック企業の見分け方】守護霊がみえるパワハラ上司が特徴の不動産会社

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私には守護霊がみえるの!!

いやいや(。-`ω-)

タイトルをみて何を言っているのかと思いましたか?

これは私もです。

もはや”ネタ”でしょ?

と言われかねないレベルのブラック企業について、ブログを書きながらもこれはいったいなんなんだ?って再認識するくらい異常な企業だったと思います。

私は複数社ブラック企業を渡り歩いたのですが、その中でもワースト3にランクインするくらいの超絶ブラック企業をご紹介。

こちらの経験を踏まえ、類似の企業に入社しているあなたが判断できるような材料を提供していこうと思います。

というか同じ状況でしたら早めに辞めることをおすすめします。

【ブラック企業の見分け方】守護霊がみえるパワハラ上司が特徴の不動産会社

【経験から導き出した結論】

守護霊がみえると言っている → 仕事と切り分けないのであればブラックの可能性

入社前面接で休みが無いと言い切る → 超絶ブラック

給与規定がないと言う企業 → 超絶ブラック(労働者の場合)

トイレ掃除を就業前に強制される → その分の支払いがあるならセーフ

客の前で怒鳴られる → 超絶ブラック

毎週のように求人が掲載されている → 人の入れ替わりが激しい可能性

社用車がなく自家用車を使用するよう強要する → ブラックの可能性大(事故したときにこういったケースは補償してくれないのでは?)

ブラック企業には複数社渡り歩いていますが、休みが無い、給与規定が無いと言い出した企業は初めましてとなります。

といっても、不動産会社なので

センチュ〇ー〇〇

の看板を掲げてましたからね。堂々とw

そんな馬鹿なと思いますよ。

入社までの流れ

私には守護霊がみえるの!!客の前でもパワハラとか関係ないから!

私はもうこのころは末期、ブラック企業に耐性ができ始めていたこと、不動産業が意外と面白かったこと、一攫千金を諦められなかったことから1件目で外してもくじけずに2件目の不動産業にチャレンジしました。

広告のちらし求人には前々からよく掲載されていることはわかっていましたので、入れ替わり激しいんだろうなと・・・推測はしてました。

ただしその地域ではあまり選択の余地がないので、実際に自分の目で確かめるかと思い応募してみました。

面接から超絶ブラック

さて面接内容ですが、めちゃめちゃインパクトのある面接でした。

 ①この会社に休みはない。自分が休みたいと思ったときに休みなさい。

 ②この会社に給与規定はない。あなたが稼げるのであればそれに伴った報酬を渡す。
 ※求人には月収16万からと記載されていましたが。

 ③この会社でやっていけるなら、どこでもやっていける。

いや、普通にヤバイでしょ?

この段階でもう超絶ブラック感半端じゃないんですが、

好奇心が勝ってしまい

是非お願いしますと言ってしまいました。ボイスレコーダー仕込んでおけばよかったです。

業務内容

翌日から勤務開始するわけですが、会社の環境は社長、社長夫人、女性営業の全部で3名でした。

ちなみに面接はこの社長夫人が担当で、メイン業務はほとんどこの夫人がしているようでした。

出社しご挨拶をするやいきなり

”お前!まずは挨拶の前にトイレ掃除だろ!トイレ掃除ができないやつに仕事ができるやつはいない!!”

とのこと。

いきなり”おまえ”扱いでした。

いや、入社して会社来てまだ1分。

そして就業時間30分前です。

これはちょっとでも早く会社に行こうと思った私のミスなんでしょうかね。

まぁ、そうかと思いながらもトイレ掃除を開始。

開始5分しないうちに

”まだトイレ掃除しているのか!お茶は誰がいれるんだい?”

とのこと。

給湯器の位置すら知らないし、まだ就業25分前の出来事です。

そのタイミングでもう一人の女性営業が出勤されて、フォローしてくれました。

”あの人、マジうるさいから言い訳とかしない方がいいよ”と初対面の私にアドバイスをしてくれる親切さ。

これ最初の会話です。

トイレ掃除を終わらし、お茶も配り終え(フォローありでしたが)、一段落したところお客さんが入ってきました。夫人は手慣れたやり取りで席へ案内しあれこれ話しています。

客の前で怒鳴る上司

関心してみていたところ目が合ってしまい、

”お前!お客さんにお茶も入れられないのか!!”とお客さんの前で怒鳴られました

(これはボーっとしていた私も悪いでしょうかね)

女性営業の方がこっちこっちと手招きしてくれて、あれこれ教えてくれ、私の方で”失礼しました”とお客様に謝罪してお茶を持っていきました。

少しお客と話をしたのち、夫人が急に興味が無くなるそぶりが始まりました。

女性営業とバトンタッチしたみたいです。そこに私も呼ばれ研修もかねて接客します。

後々分かったことですが、不動産業にはアパート・マンションの賃貸仲介や、土地や建物の売買といった業務がありますが、夫人曰く賃貸仲介はゴミ、売買じゃないとやる気がでないらしく、このお客が賃貸希望だったことからバトンタッチされたようです。

社用車なんてものは無い!

そのお客はマンションの内見希望者であり、案内が必要となりました。

夫人が横から”お前案内しなよ。

ちょうどいいじゃん”とのこと。私は”わかりました。社用車のカギを貸してください”と言ったところ、

何言ってんだよ、お前の車で連れていくんだよ!甘いよ!世の中舐めてんのかよ!

と、まじこのババアなに言ってんだくそが!!と思いましたが、お客さんの前ですのでぐっとこらえて承知しましたと。

普通に社用車おいてあるんですけどね・・・

センチュ〇ー〇〇って看板がついている車がね・・・

内見が終わり、お客を帰し事務所に戻ると夫人が”どうだった?”とのこと。

”内見が終わり、考えるとのことでしたので後日連絡してみます”と言ったところ、

”やっぱあの客はもうこないよ!私にはみえるんだよ!お前に任せて正解だったわwwwwww”

(正直、殺意が芽生えますwww)

バイ〇ハザードというゲームだったら初対面でロケランぶっ放してやるレベルですわこれ。

霊感がある上司

ちょうど昼過ぎとなり、コンビニでご飯を買って事務所に戻ります。

夫人と女性営業が二人で盛り上がっているなか、こんなこと言いだします。

”私には霊感があってさ、守護霊がみえるんだよ!旦那(社長)の守護霊はすごいのよ!”

なんてほざきだしている始末。

守護霊が見える見えないはまぁ置いといて、まじで頭おかしいわこいつと思っていたら、なんと午前中の案内したお客様が親?らしき人物を連れて登場。

先ほど内見した物件を契約したいとのこと。女性営業が対応して進めました。

絶対に戻ってこない客と言い張っていた夫人の方を私はチラ見しますが目を合わせようとしません。

繰り返し夫人の方に視線を送りますが目を合わせてくれません。

契約に関する内容を説明し、このお客とのやり取りも一段落つきました。

少しフリーな時間になりましたので近くの物件を確認しておきたいと提案し夫人から了承をもらいました。土地勘はありましたが、物件の位置確認はしておこうと思い外回りにでます。

30分くらいみてまわっていると事務所から電話が鳴ります。

あ、夫人かなと思い私は無視します。

2分おきくらいにかかってきます。

私は無視します。

1時間くらい近所の物件を確認し、事務所に戻ると鬼のような形相をした夫人が待ち構えていました。

退職する

”お前は一体どこにいってたんだ!!——-”30分くらい説教をいただいたところで、定時も過ぎそろそろ時間なので帰ろうと思いますと伝えたところ、”新人が誰よりも先に帰るなんて世間をなめてるよね?そんなんじゃ——”途中で話を遮り、お疲れさまでしたと一言。

これが毎日続いたら無理だと思い、翌日に退職届をポストに入れておきました。

勤務初日から客の前で怒鳴られ・・・これって今の時代ならパワハラでしょうね。

視点を変えてみるとこんな体験談、滅多に経験できるものでもないのかもしれませんけどね。

パワハラ不動産会社を定義にあてはめてみる

念のためパワハラとブラック企業の定義は確認しておきましょう。

今回の不動産会社がパワハラやブラック企業に当てはまるのか確認です。

パワハラの定義は

1.優越的な関係に基づいて

  →職務上の地位が上位であるなど

2.業務の適正な範囲を超えて

  →明らかに業務に必要性のない行為

3.身体的もしくは精神的な苦痛を与えること(環境を害することも)

  →暴力や暴言、何度も大声で怒鳴り恐怖を感じさせるなど

これにパワハラ不動産会社を当てはめると、

1.夫人は地位が上位であることは明白ですね。

2~3.社用車を使わせない、客の前で怒鳴るこれは適正な範囲を超えて苦痛になりますよね。

車が好きな人って、車内は自室と同じくらいのレベルで扱っている人多いと思うんですよ。

わたしもその一人で、まったく知らない人を自室に招き入れて何時間も移動するなんて通常考えられないです。

以上、すぐにパワハラ該当となるかはわかりませんが、これが1ヶ月続いたら間違いなく確定レベルでしょうね。

女性営業の方も”あの人うるさいから”なんて言っている始末なので、時間の問題でしょう。

ブラック企業の定義は

厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

出典:厚生労働省

このパワハラ不動産会社においてブラック企業の定義に該当しそうなところは、①②ですね。

①長時間労働の暗示は面接時に”休みが無い会社”と宣言している以上、超絶ブラックで間違いないでしょう。

②パワハラ該当の可能性がめっちゃ高いのでブラックの可能性高いです。

まとめ

こんな私の体験を踏まえ、上司がパワハラ気質である場合、その企業がパワハラを見て見ぬふりをするのか解決できないような環境なのかでブラック企業判断してみるのもいいかも。

個人的にはその企業を辞める選択肢を持つことを決めて初めて精神的に楽になる気がします。

他にもブラック企業の情報を仕入れている場合はこちらをチェックしてみてください。

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