子育てをしていると子供の睡眠時間が気になります。
よく睡眠が短いと子供の脳に悪影響が!成長に影響が!なんてことも聞いたことがあります。
理想の睡眠時間はどれくらいなのでしょうか。また睡眠時間が短いとどのような影響がでるのでしょうか。
こんか記事をまとめています。
・子供の睡眠時間の理想
・子供の睡眠が短い場合に考えられる影響
実はこんなに必要だった?子供の理想とする睡眠時間はこちら
米国睡眠医学会(AASM)は2016年6月に生後4か月から18歳までの子供の睡眠時間に関する指針を発表しました。
特に発達段階にある子供にとって、十分な睡眠時間を確保することは重要との考えから年齢毎に推奨睡眠時間を示しました。
その中で生後4か月~12歳までの子供の推奨される理想の睡眠時間をご紹介。
年齢 | 推奨される睡眠時間 | 昼寝を含むか |
生後4~12か月 | 12~16時間 | 含む |
1~2歳 | 11~14時間 | 含む |
3~5歳 | 10~13時間 | 含む |
6~12歳 | 9~12時間 |
推奨事項においては専門家13名の元に実施され10か月のプロジェクトを経て米国小児科学会、睡眠研究会、米国睡眠技術者協会に承認されているそうです。(有名どころのお墨付きということですね)
定期的に上記推奨時間の睡眠時間を確保することにより、注意力、行動力、学習能力、記憶力、情動調節、生活の質、精神的及び肉体的健康の改善を含んだより良い健康結果と関連していることが確認されたそうです。
・・要は推奨時間の睡眠時間を確保できれば、より健康的なライフスタイルになるよねってことです。
子供の睡眠が短い場合に考えられる影響
米国睡眠医学会の資料から考えられる影響は次の通りです。
【睡眠時間が継続して推奨時間より短い場合】
・注意力や集中力の低下
・学習能力の低下(記憶力、理解力など)
・ボーっとすることが多くなる(事故や怪我の可能性)
・高血圧や肥満、いわゆる生活習慣病のリスクが高まる
一方で、推奨時間以上の継続的な睡眠に関しても一定のリスクが発見されているようです。
【睡眠時間が継続して推奨時間よりも長い場合】
・高血圧や肥満などの生活習慣病のリスク
・精神的健康問題(イライラなど)
睡眠不足もよくないけれど、寝すぎも良くないというこです。
適切な睡眠時間、タイミングと毎日の規則性により良質な睡眠が取れるようになるようです。もし睡眠障害があるようであれば、早めに医師に相談しましょう。
まとめ
子供の理想の睡眠時間について米国睡眠医学会のデータを根拠にまとめてみました。
またなかなか寝てくれない子供を寝かしつけるコツを下記の記事にまとめていますので、こちらも合わせてご確認ください。