【親にも準備が必要】子供を幸せにするしつけ

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子供のしつけか!

まずは叱ることからでいいんだよね?

叱ることがしつけになる・・・というわけでは無いようです。

子供の心のコーチングという本では、子供を”幸せにする”しつけ方法が記載されています。

基本的な叱り方、しつけ方というのはいろいろな本でも共通点が多々ありますが、まずは親がどうすべきなのか。

ここに焦点をあてた内容はとても面白いなと感じましたのでレビュー・解説していきます。

タイトル:子どもの心のコーチング 一人で考え、一人でできる子の育て方

著者:菅原裕子


【親にも準備が必要】子供を幸せにするしつけ

本書でいう子供を幸せにするしつけとは、

親の言うことを聞かせることでもなく

親の理想とするいい子にすることでもなく

人と一緒に幸せに生きていく為のありかたを教えること

と書かれています。

またすぐに怒らず怒りの自動スイッチをリセットすることからとも書かれています。

以下の枠組みを示すことで、親が望む状況がはっきりするわけです。

どう生活するかまずは親が枠組みをはっきり示す

最初に、しつけとして親は子供を幸せにする基本的な生活習慣や社会的マナーは何であるか。

これを定義してあげないといけません。

ここだけ読むとめっちゃ難しいこと書いてあるやん!って思いますよね?

もっと簡単に考えて、

しつけに対する枠組み、ガイドラインのようなものは親がまずはどのような生活をして暮らしたいのかここから決めていこうと本書では言っています。

【我が家のルール】

我が家は6時起床の21時就寝よ!

大切なのは早寝早起きで食事のマナーは絶対なのよ!

我が家では何よりも約束事重視ですわ!

みたいな感じから入っていくのが良いと思います。

(家族共通ルールとする場合は言語化して見える化しないと曖昧になっていしまうかも)

そのガイドラインを決めておけば、親が気分で叱ることもないでしょうし、そのガイドライン内で子供にまかせるのが良いでしょう。

我が家でも、遊ぶことに対しては部分的にガイドラインをつくっており、特に学校が終わってから帰宅するまでの時間を決めています。

〇 17時のチャイムがなったら(私の住んでいる地区では17時にチャイムがなる)お家に帰ってくること。

〇 車通りの激しい大通りには行かない事。

〇 ブンブンいってる虫がいたら逃げること。

こんな感じの決め事をしています。笑

なのでこの範囲内であればお任せするような感じです。

その中でも危ないことに気付いたら、少しずつ変化しているのですが・・・。

子供を愛しすぎないで

子供を愛しすぎると、多くの場合子供の生活に過剰な干渉をしてしまうそうです。

時には人格の中にまで侵入し、子供を思い通りに動かそうとしてしまいます。

干渉に対してはっきりと”ノー”を言える子供は、反抗することで親の侵入を食い止め、自分の人格を守り、成長させようとするそうで、そんな子供の親はむしろ幸せだと書いてあります。

逆に子供が反抗する力が弱い”いい子”の場合は、親の愛情によって人生を支配され長い間その傷を抱えて生きることになってしまうそうです。

親の影響というのはやはり大きいとされています。

我が家でもあれこれ言ってしまうのですが、姉妹に揃って”ノー”を叩きつけられます。

良いのか悪いのか・・。

きっと良いのでしょうね(;^ω^)

心を結ぶ聞き方・伝え方

心を結ぶ聞き方・伝え方というのは、いろんな本でも紹介されています。

内容としてはやはり傾聴です。

こちらの本で面白いなと思ったところは、例えば子供が習い事を辞めたいと言った際、

まず親がすることは

✔ 黙る

ことだそうです。

子供に習い事を辞めたいなんて言われたら…親は何とかしてあげたいと考えてしまうと思いますが、そうではなく、黙る。

心の中で”どうして?理解したい”と考えて間をつくることが大切だそうです。

親に黙れられた子供は、続いて自身の考えを話してくれるそうです。

これって人の心理でも、黙る・・わざと沈黙すると、相手が余計なことをしゃべりだす場合があるようですね。

なかなか深いです。

親の幸せはじぶんでつくる

子供の幸せの第一歩は、親自身が幸せな人生を生きること。

親の幸せは自分自身でつくるもの。

こんな言葉が心に刺さりました。

父親のハートフルコミュニケーション

本書では父親と母親の役割にも触れられており、父親のハートフルコミュニケーションということで記載されていました。

責任を教えること、やっていいことと悪い子をはっきりと示すのは父親の仕事だ!!

子供を心地よい母性から引き離し、責任の取り方を教えるのが父だと。

私のようなシングルファザーは二面性を併せ持たなければならないのかなと感じました。

どちらかというと考えが責任の取りかを~という方向なので、母性みたいな感じも必要なんでしょうね。ここは勉強になりました。

まとめ

子供を幸せにするしつけの準備として、まずは親がどのような生活や暮らし、価値観を重要としていくか枠組みを決める。

子供を愛しすぎてしまうことが逆効果の場合もある。

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