ちょっと待ってください!転職理由をパワハラと伝える前に注意すべきこと

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毎日毎日・・・上司からのパワハラで疲れてしまった。

もう辞めるか・・・退職届を出そう!

で、辞めたのは良いんだけど転職活動で前職を辞めた理由を聞かれたときにパワハラとしていいのか・・・

この辺ってどのように答えたらいいのでしょうか?採用側の立場から解説していきます。

ちなみに私は中くらいの企業でいわゆる中間管理職的なことをやっています。大なり小なり人事にも関わっていますのでこの経験があなたの参考になれば幸いです。

ちょっと待ってください!転職理由をパワハラと伝える前に注意すべきこと

前職がパワハラで苦しみ、思い切って辞めたは良いけど転職理由ってパワハラを使っても問題ないのかどうか・・・。

この辺を心配されていますか?

結論から言うと、転職理由がパワハラであっても特に問題ありません。

そして意外とパワハラ・セクハラ・ブラック企業が理由で辞めましたという方は多い印象です。下手な理由をつくるよりよっぽど良いです。

という私も転職活動している時は、前職がブラック企業なので辞めました!なんてセリフは何度言ったことか・・(;^ω^)

戻します。

なぜ転職理由がパワハラであっても問題無いのか。

あなたがパワハラされたとかそういった話よりもどちらかというと、前職からの経験であったり自身のスキルから新しい会社で何をどのように活かせるのかという内容の方が面接官は知りたいからです。

辞めた理由よりも重視するべきは転職先の企業にどういった理由で入社したいのか、あなたがどのように活躍できるのか、これです。

ただし注意すべきは次の通りです。

・全体的にネガティブで終わらせる

・パワハラされた内容について必要以上に盛って話を広げていく

面接を全体的にネガティブで終わらせる

繰り返しますが面接官が知りたいことはあなたがこれから弊社で(転職先で)何ができるのか。

なので転職理由をパワハラにするのは問題ないとしても全体的にネガティブな内容で終わらせるのは印象が良くないです。

前職のパワハラではこういうことがあって嫌になりました。

こんなことされて心が折れてしまいました。

と、ここで話を終わらせるのはちょっと待って下さい。

今、面接という限られた時間の中でどうアピールするのかを戦略とするべきであって、特に同情をしてくれといっても得点アップにはつながりません。

なのでパワハラにあったことは事実として伝え、それを踏まえてあなたは今この瞬間、転職先の会社で何を望むのか、どんなことをしたいのかを伝えましょう。

人は第一印象の影響がしばらく続きます。

ネガティブなことを伝えるのは問題ありませんが全体としてはポジティブに回答しましょう。

これ重要です。

言い回しは状況によって違うと思いますが、例えばパワハラによって転職を決意しいろいろな企業を探した結果、視野が広がり活躍の場を広げることができると思った。

・・・まぁ例はあまり良くないですが、パワハラがきっかけで視野が広がった。自身にとってはチャレンジしたいことが見えたなど、パワハラのおかげで次につなげることができた!みたいな理由を考えてみてはいかがでしょうか。

パワハラされた内容について必要以上に盛って話を広げていく

次はこちら、面接でパワハラされた内容を必要以上にしゃべり始めるパターン。

パワハラの内容を赤裸々に話始めるのは避けた方が良いでしょう。

面接官にもいろいろな人がいますから、中には”どんなことされたの?”なんて聞いてくる方もいると思いますが、当たり障りないところで回答しておきましょう。

掘り下げて掘り下げて、あんなことや、こんなことを・・・なんて話始めると、まぁ大多数は途中でもういいでしょうとなると思いますが、下手に掘り下げることで、その内容が自身に不利になる可能性もありますよね。

面接官に”あ、パワハラされた原因はこの人にありそうだな”なんて思われたら単純に損です。もちろんあなたのせいでパワハラになってないとしてもです。これは事実確認してるわけじゃなくて印象のお話ですから。

結果としてパワハラ内容をどんなに詳細に伝えてもそれが面接を通る理由とはなりません。

中途採用はパワハラされた経験のある人が欲しいわけでなく、即戦力が欲しいのです。

ここは勘違いしないよう気を付けてくださいね。

まとめ

転職理由をパワハラとすることは問題ないと思います。というのも、前職を辞めた理由というのは高確率で聞かれると思います。

心配することはパワハラで辞めた理由を伝えたことで全体の印象がネガティブな人にならないようにすることです。

面接は限られた時間であなたをアピールする場です。やる気を見せる場です。

さあ、まずはどうやったらポジティブに伝えることができるか考えてみましょう。

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