【シングルファザー】子供が胃腸炎だと思ったら確認すべき症状

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お腹が痛い・・・と。

先日子供が胃腸炎になりました。

上の子は5歳で初の胃腸炎となり、私は対処経験が無かったのであたふたしてしまいました。

こういう時ってシングルファザーだとすぐに相談できないのがきついです。

胃腸炎っぽい症状から始まる子供の状態を確認できる資料を病院からもらいましたので、共有していきます。

この記事は
・嘔吐・下痢を繰り返しいる場合のセルフ確認(病院資料より)
・胃腸炎になった子供の症状を記載(体験より)
・どのような治療法を受けたか
・水分補給の方法
この辺を書いていきます。

【シングルファザー】子供が胃腸炎だと思ったら確認すべき症状

基本的に嘔吐や下痢をしていても、子供がぴんぴんしていればそこまで心配ないそうです。

といっても、少しでも不安があればやはり病院を受診すべきです。

が、私の娘は初めてというくらいぐったり状態・・・。

嘔吐は1時間に1回ペースで止まらない止まらない・・・・・。この嘔吐ペースとぐったり状態は脱水の可能性ありで危ないそうです。

胃腸炎などで嘔吐・水様下痢の場合水分をもっていかれる為、脱水状態になりやすいそうです。

以下、子供が嘔吐・下痢を繰り返しており胃腸炎っぽいなと思ったら確認すべき症状(サイン)はこちらです。

脱水状態の重症サイン
・時間と共に調子が悪化(顔色が悪くなる、口の中の乾燥)
・時間と共に徐々に目が落ちてくぼんでくる
・呼吸が早い、または荒い
・過敏な状態(あやしても不機嫌で落ち着かない、泣き止まない)
・手足が冷たい

脱水状態が進行しているサイン
・24時間経っても食事や水分がとれずに嘔吐が止まらない状態
・オムツからあふれるくらいの水様下痢が1日の中で5回以上

胃腸炎以外の可能性あるいは重症の病気を疑うサイン
・黄色や緑色の嘔吐や赤色(血液を含む)嘔吐をしている
・腹痛が周期的に発生している
・くの字に体を折り曲げている、痛みで泣き叫ぶ、歩くと響くような強い腹痛
・おなかの右下部分の痛み、特にみぞおち(へその上らへん)から右下腹部へ移動するような痛み
・血便(ドロドロした便)や黒色便

こんなサインが出ている場合、大至急小児科を受診すべきとのこです。

胃腸炎になった娘の症状

娘の症状はこんな感じです。

・1時間に1回ペースで嘔吐(後半の嘔吐は黄色ないし緑色)
・水分がほとんど摂れない
・食欲が全くない
・発熱なし
・腹痛(真ん中が痛い)
・腹痛で激しく泣く(普段あまり泣かない子なので相当痛かったのかと)
・腹痛があるときとないときの周期がある
・腹痛が収まっているときの状況はぐったり
・腹痛発生から10時間後の夜間病院での触診の際、お腹の真ん中と右下の痛み
・前半、まったく下痢なし 後半、下痢
・手が冷たい

脱水状態サインにも当てはまるものが多く、びっくりします。

そして兎にも角にも翌朝までずっと腹痛と嘔吐を繰り返していました。

お昼から早朝まで続いたので、ざっと18時間くらいでしたね。

胃腸炎の疑いだとこんな診察(治療)を受けた

まずはかかりつけの病院に行き診察を受けました。胃腸炎の疑いがあり、いったん自宅で様子見していましたが改善されなかったことから夜間病院に向かいました。

以下、病院で受けた治療方法です。

かかりつけの病院での診察

まずは一般的な診察から次の流れです。

①血液検査 → 白血球の値が若干高いが他の数値は正常値
②点滴 → ぐったりしていたので脱水の可能性から即点滴3時間コース
③尿検査 → 点滴途中で脱水状態だとでる数値を確認→点滴延長
④触診 → お腹の真ん中が痛いことを確認
⑤レントゲン → 特に問題なし

こんな感じから先生は胃腸炎を疑っていました。

点滴で水分補給後、少し落ち着いた娘。

先生と相談の上、いったん痛み止めと整腸剤をもらい自宅で様子をみることに。

その際、確認すべき症状が記載されている資料をいただきました。これをみて必要に応じてすぐに受信できるようにして欲しいとのこと。

家に帰ったと同時に腹痛が再開(嘔吐は1時間に1回ペース)

少し様子をみても改善しないようなので、夜間病院に連れて行く判断をしました。

夜間病院での治療

①血液検査(2回目) → かかりつけ病院と同じ判定
②点滴 → ほとんど水分をとれていないことを説明したら即点滴でした(腹痛で泣き出したことから痛み止めも点滴に投与)
③触診 → この触診でお腹の右下が痛むことも判明
④エコー → お腹の右下とみぞおちが痛むことから盲腸(虫垂炎:ちゅうすいえん)の疑い
⑤便の検査 → 細菌の有無を確認
⑥レントゲン → 特に問題無し

上記のような検査をしました。

エコーの結果、虫垂炎のような症状はでていたようですが、虫垂炎が原因とは考えにくい状態だったそうです。どちらかというと胃腸炎が濃厚とのこと。

痛み止めが効いてきたのか、この時点で時刻は夜中でしたのでスっと寝てくれました。

で、先生と相談し、痛み止めも効いているので帰って様子見。

盲腸の可能性もあることから外科の先生に診てもらうのが良いとの提案を受け、翌日受診することになりました。

胃腸炎の症状がおさまるまでの時間

未明に帰宅し、少しほっとしていると娘の痛み止めが切れてきたようです。

またお腹が痛いと泣き出します。

夜間病院に連絡を入れ、朝、病院が受診できる時間まで入院させてほしいと連絡したところOKをもらえたので再度病院に向かいます。

少し日が出始めたころ、嘔吐の回数が減ってきたことに気付きます。

病院についた段階では腹痛は軽減されているようで、少し様子をみます。症状がおさまったようです。

この時点で嘔吐開始から18時間くらい経過していました。

また水も飲めるようになってきましたので仮眠を取りながら病院が開くのを待ちます。

朝方胃腸炎の疑いがある症状がおさまってきてからは全く嘔吐は無くなり、腹痛が少しあるだけの状態から回復していきました。(翌日には腹痛も完治)

この段階で個人的にも胃腸炎だったのかなぁ?

と思えるようになりました。

診察結果

当日の病院では便の検査結果はでないものの、夜間病院のデータ及び子供の症状から胃腸炎と診断されました。

虫垂炎の可能性も捨てきれないものの、可能性としては胃腸炎の方が高いということです。

後日、検便の結果では細菌性は否定され、結果としてウイルス性胃腸炎との診断です。

自分たちができること

この経験を踏まえ振り返ってみると、素人の自分たちが子供の為にできること、最優先は病院の受診ですね。

あとはこまめに水分を補給させてあげることが大切だとわかりました。

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水分補給方法

もらった資料に水分補給方法が記載されていましたのでこちらも共有です。

【水分を継続的に飲ませるコツとタイミング】
①下痢と嘔吐が続いているとき
5分おきにティースプーン1杯、またはペットボトルキャップ1杯を飲ませる。
※沢山飲ませてしまうと吐き戻してしまう

②嘔吐がある程度おさまっているとき
①の間隔を縮めていく(5分→3分→2分→1分)
ただしがぶ飲みはさせない(嘔吐の原因となるため)

③食事ができるレベルであるなら
食事の量は少しずつ増やすようにする。
食事開始直後に嘔吐した場合、その嘔吐量と同じくらいの水分を飲ませる。
※下痢も同様

水分補給に関してはオーエスワンを推奨されていました。


まとめ

いかがでしたか。

シングルファザーの私は本当にてんぱってましたw

そして娘のそばにいることしかできず、何度変わってあげたいと思ったことでしょう。

ただ経験できたからこそ、同じ事例があった場合冷静に対処できそうです。

まずは落ち着くことが大切ですね。

詳しいマニュアルはこちらにも詳しく書かれていますので参考にしてみてください。

リンク:小児の胃腸炎

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